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Tsu
ちょっと今更感があるかもしれませんが「Tsu」って知っていますか?
「広告収入を山分けできる」をウリにしたSNSです。半年ほど前にリリースされ、一時期ネット上では話題になりました。筆者もリリース直後からTsuのエントリーをいくつか書かせていただきましたがこのSNSが流行るか流行らないかの結論がほぼ出ました。
もう流行らないでしょうね(^^;)
Tsuは儲からない
FacebookやTwitterに勝る機能があるわけでもないので、このSNSが流行る為の条件として「お金が稼げる」ということが前提となります。で、このSNS「全然、稼げません」
表示されるのは、ほぼ成功報酬型アフィリエイト広告
クリック型広告よりも成功報酬型広告(リンクシェア)が掲載される確率が高いです。今の所、海外の広告ばかり表示されるのでクリックもされないでしょうし売れないでしょう。仮にGoogleAdsenseの日本の広告が表示される頻度が高くなったとしても
- クリックしたらお金が入ると思い自己クリックする人が増えすぎる
- スマートプライシングでCPC(クリック単価)が下がる
- 儲かるものも儲からなくなる
というオチになりそうな気がします。
本当に報酬が支払われるのか疑問すぎる
報酬を「Tsu上で引き出した(つまり実際に小切手は受け取ってはいない)」という記事は何件か見たことがあります。ですが「実際に受け取った」と報告をしている方は筆者が調べた限り、ソーシャル人の松宮義仁さんがYouTubeで公開しているものだけです。YouTubeで公開されているので本当かとは思いますが、疑問なのはTsuがリリースされてからもうすぐ半年近く経つにも関わらず「Tsu 報酬 受け取った」で検索しても全然引っかからないということ。
中にはいってやってみると、友人申請しまくればすぐに1日0.02ドルとか稼いだことになる。情報商材屋とかは誰彼かまわず友人申請するので1日1000円超えとか普通にいる。が、すでに300万人くらいはメンバーがいるはずで、一人に1日0.01ドルの支払いが発生するとすると 0.01×3000000×30=90万ドル。すでに月1億円の支払い義務が発生してることになる。これは最低ラインなので実際には数十億になってるでしょう。
出典:話題のTSU(スー)がネズミ講ソーシャルまっしぐらでお腹痛すぎ!! | More Access! More Fun!
永江一石さんが仰るとおり、こんな状態で他のユーザーに報酬が本当に支払われるのかというところです。
Tsuが流行らないと判断した理由
友達からまったく「Tsu」という言葉を聞かない
もうリリースされてから半年近く経過するのに友達からこのSNSについて聞いたことが殆どありません。
Tsuで何千人と友達を集めた方が、もうすでに何か月も状況を更新していない
筆者はこのSNSが出てから1ヶ月以内には登録しているので最初の状況を知っていますが、始めてから数か月で何千人とFriendsを増やした一般の方をわりと知っています。しかし2ヶ月ほど前から殆どの方が更新が止まっています。
アクセス数の低下
simlerwebのアクセス統計です。
最初の伸びが凄かったというのもあるかもしれませんが2月でとうとうアクセス数が減りました。しかも激減です。Tsu離れしているユーザーが沢山いる証拠です。先月は停滞状態でしたが、この調子だとアクセス数は下がる一方かと思います。
余談:Tsuの先導者さんの現在のTsu内での状況
筆者が知っているTsuの有名な先導者というと
- 「世界を旅する年収1億円ブロガー」川島和正さん
- 「ソーシャル人」松宮義仁さん
- 「秒速で1億円を稼ぐ男」与沢翼さん
です。この記事を書いている時点で
- 川島和正さんのアカウント(https://www.tsu.co/kazumasakawashima)
- Tsu内でアフィリエイトをやったのが原因らしく、既にアカウントが削除されている
- 松宮義仁さんのアカウント(https://www.tsu.co/Socialzine)
- 2ヶ月間更新なし。纏め系サイトの情報によるとTsu塾には既に力をいれていなくLINE@(ラインアット)やテラトピというサービスに力を入れられている
- また新しい稼げるサイト(?)「テラトピ」が登場。怪しくないか色々調べてみた
- 与沢翼さんのアカウント(http://www.tsu.co/YOZAWA_TSUBASA)
- 2週間更新なし。ちなみに昔はtsuの公式マークがついていましたが、今は消えています
という状態です。
さいごに
これが現状です。流行れば面白いかなとは思いましたが、「広告収入山分け」という部分以外で他のSNSにないウリを作らない限り流行らないでしょう。
儲けることを考えてTsuの情報商材をこれから購入しようと考えられている方はこれらの現実を受け止めた上でどうするか決断してみてください。
商材の価格にもよるでしょうが、商材を購入してもそれ以上の利益を生み出すことは難しいかと筆者は判断します。
「稼げるSNS」ではなく「稼げたらラッキーなSNS」
くらいに考えてみてはいかがでしょうか。